美容専門学校の学費はいくら必要?足りないときの対処法や学費以外に必要な費用を紹介

2025.06.23

美容専門学校への進学を考えたとき、「学費って、一体いくらかかるの?」「授業料以外にはどんな費用が必要なの?」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、美容専門学校の学費相場を昼間・夜間・通信の課程別に比較し、教科書代や実習費など「学費以外」にかかる費用まで詳しく解説します。

学費の全体像を理解した上で、奨学金や教育ローンといった支援制度についても紹介するため、「これなら大丈夫かもしれない」と前向きに進学を考えられる内容になっています。

安心して進路選択ができるよう、ぜひ最後までお読みください。

なお、美容系の職種を目指して専門学校に通おうとしている方には、「原宿ベルエポック美容専門学校」がおすすめです。業界のトップを担う講師陣から、現場で求められる知識や技術を学べます。学校独自の学費補助制度が整っており、費用が心配な方でもあきらめずに進学できる可能性があります。

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美容専門学校の学費相場は200〜300万円 

全国の美容系専門学校の平均的な学費は、初年度で約120万円〜140万円、2年間の総額では約200万円〜300万円程度とされています。

例えば、美容師養成課程(昼間部2年制)の場合、初年度納付金の平均は約133.5万円です。この金額は、国公立大学や私立大学文系の平均初年度学費と同等か、やや高い水準にあたります。

美容専門学校の学費が高くなりやすい理由として、実習に必要な道具や教材費が多い点が挙げられます。

● ハサミやブラシ
● カット練習用のウィッグ
● メイク用品 など

これらの費用は学校により異なりますが、学費に含まれず、別途徴収されるケースもあります。とはいえ、学費を免除する特待生制度や、奨学金制度などの支援策も充実している学校も多いのが特徴です。

将来のキャリアを見据えた「自己投資」として、学費の金額だけでなく、支援制度や学びの質など総合的に判断することが大切です。

美容専門学校の課程別の費用相場 

美容専門学校は主に以下3つの課程があり、通い方によって学費も異なります。

  1. 昼間課程
  2. 夜間課程
  3. 通信課程

それぞれの課程ごとに学費の相場と特徴を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

昼間課程

昼間課程は、高校卒業後の進学先として、最も一般的なコースです。日中に授業や実習を受けて、2年間で国家試験の受験資格を得ます。

学費相場

2年間で約200〜300万円、初年度の納入金は約120〜140万円

メリット

専門性が高い授業が多く、就職にも強い

デメリット

授業や実習は平日に集中するため、アルバイトの両立はやや難しい

学費は他の課程に比べ、少し高くなりますが、集中して学べる環境が整っており、技術習得のスピードや質が保証された最も確実な進路です。

原宿ベルエポック美容専門学校では、昼間課程に通う方へ、学費面の不安を軽減するためのサポート制度も用意されています。

特待生制度

入学前の選考で優秀な成績を収めた学生に対して、授業料の一部(5〜45万円)を免除

奨学金制度

日本学生支援機構(JASSO)の第一種(無利子)・第二種(有利子)奨学金が利用可能

日本政策金融公庫

「国の教育ローン」 入学金などのまとまった出費に対応できる、公的な低金利の教育ローン

これらのサポート制度の詳細は以下からご確認ください。
https://www.belle.ac.jp/nyugaku/gakuhi_support

夜間課程

夜間課程は、夕方から夜にかけて授業を行うコースです。カリキュラムは学校ごとに、2年または3年に設定されています。

学費相場

2年間で約150〜200万円

メリット

昼間にアルバイトや仕事ができる

デメリット

学習・実習量は昼間課程よりも少ないため、習得に時間がかかる
体力的にハード

夜間課程は、「美容師になりたいけれど、学費や生活費を自分でなんとかしたい」「昼間は働きながら勉強も進めたい」という方に向いています。

通信課程

通信課程(3年制)は、美容室などで働きながら、通信教育で美容師国家試験の受験資格を取得できるコースです。年に数回、スクーリング(面接授業)を受ける必要はありますが、基本的には働きながら学べます。

学費相場

3年間で約50〜70万円

メリット

学費が安い

デメリット

サロン勤務が前提で、学習と仕事の両立が必要
自主的に学習を進める、自己管理能力が重要

通信課程は、「できるだけ費用を抑えたい」「働きながら資格を取りたい」という方に利用されるケースが多いです。通学日数が限られているぶん、身につけられる技術はサロンや自習に左右されやすいため、環境づくりと継続力が大切になります。

美容専門学校で学費以外にかかる追加費用 

ここでは美容専門学校でかかる、学費以外の費用をまとめました。

● 受験料
● 教科書
● 実習費
● 研修費
● 生活費

学費以外にもさまざまな費用がかかるため、入学後に「想像以上にお金が必要だった…」とならないよう、きちんと把握しておきましょう。

受験料

入学前には、受験料(入学検定料)として1〜2万円程度が必要です。金額は学校によって異なりますが、複数校を受験する場合はその分だけ費用がかさむ点に注意しましょう。

総合型選抜(AO入試)や推薦入試、オープンキャンパス参加者向けに受験料の免除や割引されるケースもあります。志望校が決まったら、早めに入試要項を確認し、受験にかかる費用を計画的に準備しましょう。

教科書

授業ではハサミやブラシ、ウィッグ、メイク道具など、実習に必要な道具類を自分で揃える必要があります。

教科書代と専門教材を合わせて、初年度で約5〜15万円程度の教材費がかかるのが一般的です。あらかじめ必要な道具一式が授業料等に含まれている場合もありますが、別途徴収されることも少なくありません。

学校説明会などで教材リストや費用の内訳を確認して、事前に予算を立てておきましょう。

実習費

実習費には実習にかかる材料費や指導費用が含まれており、年間20万円前後が相場です。美容実習で使用する消耗品は、ウィッグ(マネキン)、カラー剤、メイク用品などが該当します。

学校によっては、実習費が授業料に含まれている場合もありますが、多くは別途請求されます。どのくらいの実習費がかかるかは、実習の頻度や内容、使用する教材の質などによって異なるため、入学前に説明会などで確認しましょう。

研修費

多くの美容専門学校では、国内外での研修旅行やサロン見学、コンテスト参加など、授業以外の実践的な学びの場が設けられています。

研修には別途費用がかかり、相場は以下の通りです。
● 国内研修:約3万〜10万円
● 海外研修:約30万〜100万円

研修は選択制のものもあり、負担の有無や内容は学校によって異なります。入学前に「どんな研修があるのか」「参加は必須かどうか」「費用の目安はどれくらいか」を確認しておくと安心です。

生活費

地元を離れて美容専門学校に進学する場合は、学費と別に生活費がかかります。東京などの都市部で一人暮らしをする場合、家賃・光熱費・食費などを含めて、月あたりの生活費は15万円前後が目安です。

一方で、実家から通学できれば、生活費は月6万〜7万円程度に抑えられます。生活費は奨学金やアルバイトでまかなうケースも多いですが、通学スタイルによって大きな差が出るので、早めにシミュレーションしておくことが大切です。

美容専門学校の学費支払いスケジュール例

美容専門学校は、入学手続き時に入学金と前期授業料の一部を納め、入学後に残りの費用を支払うケースが多いです。学費100万円の場合は、前期に50万円、後期に50万円支払います。

以下は、学費納入スケジュールの一例です。

タイミング

支払内容

合格通知後

入学金(約10〜20万円)+前期授業料の一部(約50万円)

入学前

教材費・実習費・前期授業料の残額

入学後

年間学費の残り50万円

多くの学校では分割払いや延納制度にも対応しており、経済的な負担を軽減できます。

ただし、納入時期や金額は学校によって異なるため、合格後すぐに入学案内を確認して、支払い計画を立てることが大切です。

美容専門学校の学費負担をサポートする支援制度

美容専門学校の学費は決して安くありませんが、負担を軽減できる支援制度も用意されています。

ここでは、代表的な3つの制度を紹介します。

● 奨学金
● 教育ローン
● 学校独自の制度

それぞれの制度について解説するので、内容をきちんと理解した上で、制度の活用を検討しましょう。

奨学金

多くの学生が利用しているのが日本学生支援機構(JASSOの奨学金制度です。美容専門学校に通う学生も対象で、返済が必要な「貸与型」の奨学金が利用できます。

JASSOの奨学金には、次の2種類があります。

● 第一種奨学金(無利子):利子がつかず、成績や家計の条件を満たせば利用できる
● 第二種奨学金(有利子):幅広い世帯が対象で、利子はつくが柔軟に借りられる

申込みは、進学前に申し込む「予約採用」と入学後に申し込む「在学採用」があります。必要な方は、進学先の学校やJASSOのウェブサイトで情報を確認しましょう。

教育ローン

入学金や授業料など、まとまった費用が必要になる場合は、教育ローンを活用する方法もあります。代表的なのは、日本政策金融公庫が提供する「国の教育ローン」で、特徴は以下のとおりです。

● 融資限度額:学生1人につき最大350万円(一定の条件で最大450万円)
● 用途:授業料、入学金、教材費、アパート代など幅広く対応
● 金利:年1〜2%台の固定金利(申込時期によって異なる)
● 返済期間:最長20年

民間ローンに比べて金利が低く、返済期間も長めに設定されているのがメリットです。
進学にあたり、まとまった支払いが不安な方は、利用の可否を調べておきましょう。

学校独自の制度

国や公的機関の制度以外にも、進学先の専門学校が独自に用意している学費サポート制度もあります。代表的なのが、特待生制度で入学選考時に優秀な成績を収めた志願者に対し、授業料の一部を免除する制度です。

例えば、原宿ベルエポック美容専門学校では、特待生に認定されると、以下のように初年度の学費の一部が免除されます。

1種

学費半額(45万円)免除

2種

学費30万円免除

3種

学費10万円免除

4種

学費5万円免除

学校独自の制度は、学校の公式ホームページやオープンキャンパスで条件を確認しておきましょう。

学費以外で美容専門学校を選ぶ重要なポイント3選

美容専門学校を選ぶ際は、学費の安さだけでなく、将来のキャリアや技術習得の面も意識して、選ぶことが大切です。

ここでは、学費以外で美容専門学校を選ぶ重要なポイントを3つ紹介します。

● 就職サポートと業界とのコネクション
● カリキュラムと実習設備の充実度
● 独自の特色ある教育プログラム

順番に見ていきましょう。

就職サポートと業界とのコネクション

美容専門学校を選ぶときは、「どこに就職できるか」も重要なポイントです。多くの学校で就職率はほぼ100%に近いですが、大切なのは「どのようなサロンに就職できるか」という就職先の質です。

例えば、有名サロンや人気サロンと強いコネクションを持つ学校では、インターンや就職説明会も充実しており、現場経験を積みながら就職のチャンスを広げることができます。

「就職率」だけでなく、就職実績・提携先・卒業生の進路などもチェックして、将来のキャリアにつながる学校を選びましょう。

カリキュラムと実習設備の充実度

美容専門学校では、どれだけ実践的に学べるかも重要なポイントです。美容の仕事は、特に技術力が求められる分野のため、最新のトレンドを取り入れているか、現場に近い実習環境が整っているかをチェックしましょう。

具体的には、以下のようなポイントを確認するのがおすすめです。
● 実習室の数や設備の質は十分か
● 学生一人あたりの実習時間が確保されているか
● 現役の美容師やプロ講師による実践的な授業があるか
美容師国家試験の合格率も、その学校でどれだけ実力をつけられるかを判断する指標の1つです。

「どこで学ぶか」は、「どんな技術が身につくか」に直結するため、設備やカリキュラムの内容までしっかり見て選びましょう。

独自の特色ある教育プログラム

学校ごとに用意されている独自のプログラムも、学校選びの大切なポイントです。例えば、原宿ベルエポック美容専門学校なら、ファッションの最前線である原宿にキャンパスがあり、日常的に刺激を受けながら学べる環境が強みです。

中には、以下のような特徴的なプログラムもあります。
● 有名ブランドや一流サロンとコラボした実践的な授業
● 韓国への海外研修制度
● 技術だけでなくビジネススキルや接客力、さらにSNSスキルも学べるカリキュラム
● メイク・ネイル・エステなど、美容師免許以外の資格取得にも対応
プログラムが充実していると、学生時代の体験や経験が増えるため、将来の選択肢が広がり、自分に合った道を見つけやすくなります。

せっかく学ぶなら、「+α」の経験ができる学校を選ぶことも、将来の自分への投資になります。

美容専門学校に入学するなら「原宿ベルエポック美容専門学校」がおすすめ

美容専門学校の学費は、昼間課程で約200〜300万円、夜間や通信ならやや費用を抑えられるのが一般的です。ただし、授業料以外にも、教科書代・実習費・研修費・生活費などの出費があることを想定しておきましょう。

とはいえ、奨学金や教育ローン、学校独自の制度を活用することで、進学にかかる金銭的な不安は軽くなります。進学において何より大切なのは、「どこで学ぶか」です。
学費だけでなく、就職サポート・実習環境・学びの質まで含めて、将来のキャリアを見据えた選択をしましょう。

原宿ベルエポック美容専門学校は、学費サポート制度が充実しているのはもちろん、実践的で最先端の学びがそろった環境が整っています。
● 学費の一部(5〜45万円)が免除される特待生制度
● 奨学金や教育ローンなどの様々な学費サポート制度
気になる方は、こちらから入試や学費に関する詳細をチェックしてみてください。

また、お手元で学費の記載された資料を見て確認したい場合は、無料で資料請求も可能です。興味がある方は、ぜひ以下のリンクから資料請求してみてください。

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さらに、オープンキャンパスや入試説明会、オンラインも可能な個別相談会で、学費の説明や相談を直接受けることが可能です。保護者の方と一緒の参加も可能なのでお気軽に参加を検討されることもオススメです。