【高校生向け】美容専門学校は何年制で通う?年数・学校選びのポイントを解説
2025.06.16

美容師やヘアメイクアップアーティストに憧れるけど、「美容専門学校って何年通うの?」「どんな学校を選べば夢に近づける?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
この記事では、美容専門学校の修業年数や、昼間・夜間・通信課程の違い、2年間のカリキュラム例を解説します。
学校選びの重要ポイントや、入学から就職までの流れもイメージできるようになるので、ぜひ最後までお読みください。
なお、美容系の仕事を目指して専門学校に通おうとしている方には、「原宿ベルエポック美容専門学校」がおすすめです。業界のトップを担う講師陣から、現場で求められる知識や技術を学べます。学校の詳細や授業内容がわかるパンフレットを無料で配布しているので、気になる方は以下のリンクから資料請求してみてください。

目次
美容専門学校は何年制で通う?3つの課程を紹介

美容専門学校は主に3つの課程があり、それぞれ修業年数が異なります。
- 昼間課程:2年以上
- 夜間課程:2年以上
- 通信課程:3年以上
それぞれの特徴を知り、自分の生活に合った学校の通い方を決めましょう。
昼間課程:2年以上
昼間課程(全日制)は、平日の昼間に学校に通い、集中的に美容を学ぶコースです。基本的に修業年数は2年間で、週5日ほど通学しながら、美容関係の仕事に必要な知識と技術を学びます。
昼間課程は以下のような方に向いています。
- 高校卒業後すぐに美容の道に進みたい人
- しっかり通学して、実技と理論の両方をじっくり学びたい人
- 国家資格取得に向けて充実したサポートを受けたい人
美容師・理容師などの国家資格を取得するには、文部科学省が認可する「美容養成施設」の指定校で、2年以上学ぶことが条件です。
学校選びの際は、文部科学省の認可を受けているかも確認しておきましょう。
夜間課程:2年以上
夜間課程は、夕方から夜にかけて授業が行われる課程です。
夜間課程も基本的には2年制ですが、学校によっては2年半かかることもあります。昼間は仕事やアルバイトをしながら通えるため、以下のような方に向いています。
- 社会人経験者でキャリアチェンジを目指す人
- 大学や他の専門学校と並行して学びたい「ダブルスクール」を希望する人
- 学費を自分で賄いながら学びたい人
ただし、夜間課程の授業時間は昼間課程よりも短いため、自主練習や予習・復習が重要となります。
通信課程:3年以上
通信課程は自宅学習を中心に、定期的なスクーリング(面接授業)を受け、3年以上かけて学びます。通信課程のメリットは学費が比較的安く(約50〜70万円)、自分のペースで学習できるのが特徴です。
例えば、以下のような方に向いています。
- 美容室などで働きながら資格取得を目指したい人
- フルタイムの仕事や育児と両立しながら学びたい人
- 学費をできるだけ抑えたい人
ただし、通信課程で資格を取得するには、仕事・自宅学習・スクーリング(週末や長期休み)を計画的にこなす自己管理能力が求められます。また、他の課程に比べ、実技指導の機会が少ない点には注意しましょう。
2年生の美容専門学校のカリキュラム例
ここでは、2年制の美容専門学校では、どのようなことを学ぶのか、カリキュラムの一例を紹介します。
- 1年次 基礎科目と専門分野の学習
- 2年次 国家試験対策と就職活動
学校や選択するコースによって内容が異なるので、あくまで目安として参考にしてください。
1年次 基礎科目と専門分野の学習
1年次は、美容関係の仕事に必要な基本的な技術や理論を幅広く学ぶ期間です。ヘアメイクの実技に加え、人体や薬剤、衛生管理といった美容理論の基礎を学びます。
1年次の代表的なカリキュラムは以下の通りです。
実技 |
ヘアカット/ヘアカラー/パーマ/ブロー&スタイリング/メイク/ネイル/エステなど |
理論 |
解剖生理学(皮膚・毛髪の構造) 衛生管理(感染症予防・消毒法) 香粧品化学(化粧品や薬剤の成分) |
これらの内容を学び、美容のプロとしての土台が身につけていきます。
2年次 国家試験対策と就職活動
2年次は、1年目で習得した基礎をもとに、より実践的なスキルと国家試験の合格を目指すフェーズです。現場で通用する応用力を身につけ、本格的な就職活動もスタートします。
2年次の代表的なカリキュラムは以下の通りです。
国家試験対策 |
カット・ワインディング・オールウェーブセッティングの反復練習/過去問演習/模擬試験/筆記対策 |
実践力の強化 |
学内外でのサロン実習/インターンシップ/ヘアショー・学園祭などのイベント参加 |
就職活動 |
自己分析/履歴書・面接指導/企業説明会/サロン見学・体験入店など |
美容師国家試験は、実技試験と筆記試験があるため、座学に加え、サロン実習やインターンシップを通じて現場対応力も磨いていきます。
また、就職活動は2年次後半から本格化します。専門学校ごとに異なりますが、個別相談や企業とのマッチング支援など、進路サポートが充実した学校が多いです。
原宿ベルエポック美容専門学校では、学生一人ひとりの希望に合わせた就職支援が行われており、希望業界・サロンへの就職を力強くバックアップしています。
- 美容師国家試験の合格率は97.3%(2023年度実績)
- 有名サロンへの就職実績も多数
卒業生がどのようなサロンや企業に就職しているかを知りたい人は、ぜひこちらをご覧ください。
美容専門学校から実際に就職するまでの流れを5STEPで紹介

ここからは美容専門学校から実際に就職するまでの流れを紹介します。
- 入学・授業開始
- 就職活動
- 受験
- 卒業
- 就職
就職までの流れを知ることで、「今やるべきこと」や「どこでどんな努力が必要か」がわかります。順番に見ていきましょう。
入学・授業開始
美容専門学校へ入学すると、本格的な美容に関する学びが始まります。入学前には、入学金や授業料の納入、ハサミやドライヤー、ウィッグなどの実習に必要な道具の準備が必要です。
準備が必要なものは、学校からリストが配布され、指定されたものを購入するケースが一般的です。学校によっては、入学前研修や、学校生活に慣れるためのオリエンテーションが行われることもあります。
就職活動
美容専門学校の就職活動は、1年次の後半から2年次頃から始まります。まずは自己分析や希望する職種・サロンの方向性を定め、学内で行われる就職ガイダンスや合同企業説明会に参加して情報収集を行います。
就職先を選ぶ際は、サロンの雰囲気やスタッフとの相性も大切なポイントです。サロン実習やインターンシップに参加する際は、積極的に質問したり、サロンの雰囲気を感じたりすることを心がけましょう。
受験(国家資格が必要な場合)
美容師として働くには、国家試験に合格して美容師免許の取得が必要です。美容師免許は、厚生労働省指定の養成施設(美容専門学校など)で2年以上学び、年2回行われる国家試験(実技・筆記)に合格することで取得できます。
国家試験は例年、2月に実技試験、3月に筆記試験が行われ、合格率は80〜90%前後です。在学中にきちんと国家試験の対策をしていれば、十分に合格が狙えるでしょう。合格率が90〜100%近い実績を誇る専門学校もあるため、学校選びの際に重要な判断材料になります。
卒業
美容専門学校を卒業するには、所定の単位を修得し、一定の出席日数を満たす必要があります。多くの学校では、卒業前に最終課題や卒業制作の発表会が行われます。
卒業制作は、専門学校で学んだことの集大成の場です。学生が自らテーマを設定し、デザイン・モデル選び・衣装・メイクに至るまで、すべてを企画・演出して作り上げます。
卒業制作では、2年間で培ってきた技術や感性を形にし、達成感を得ると同時に、プロとしての自信や表現力を養います。
就職
美容師国家試験に合格し、免許を取得したら、いよいよ美容業界でのキャリアがスタートします。美容専門学校の卒業生の進路は幅広く、以下のような職種があります。
- 美容師(ヘアスタイリスト)
- ヘアメイクアーティスト
- エステティシャン
- ネイリスト
- ビューティーアドバイザー(美容部員)
- ブライダルヘアメイク
- 着付け師 など
例えば、美容師として就職した場合は、就職後しばらくはアシスタント期間があり、シャンプー・カラーの補助・片付け・受付などの業務を通じて数年の実践経験を積みます。就職先は、個人経営のサロンから大手チェーン、ブライダル・舞台・テレビ業界など多岐にわたります。
入学前や在学中からキャリアビジョンを持ち、自分に合った進路を検討しておきましょう。
美容専門学校を選ぶ際に比較するポイント6選

ここでは、自分に合った学校を見つけるためのポイントを6つ紹介します。
- 就職先や就職率
- カリキュラムの充実度
- 学校の雰囲気
- 学費
- 取得可能な資格
- OB・OG(卒業生)の実績
専門学校の選び方で、「どこも同じように見える」「どう選べばいいかわからない」と悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。
就職先や就職率
学校選びで特に重視すべき点は、卒業後の進路実績です。卒業生がどんな企業やサロンに就職しているかを見ると、その学校への業界からの信頼度やサポート体制がわかります。
就職率が高くても、実際の就職先が自分の希望とかけ離れていれば、ミスマッチが生じてしまいます。
例えば、有名サロンへの内定実績があるか、業界とのつながりが強いかといった点はチェックしておきたいポイントです。「自分の目標を実現できる学校か」という視点で、就職先と就職率を確認しましょう。
カリキュラムの充実度
各学校によってカリキュラムは異なるため、「どんな内容が学べるか」は必ず確認しておきましょう。
同じ美容専門学校でも、国家試験対策を中心にしている学校もあれば、現場で役立つ応用技術やトレンドを取り入れた実践的なカリキュラムを重視している学校もあります。
例えば、以下のような点はチェックしておきたいポイントです。
- 国家試験の対策(筆記・実技)の授業がどれだけ充実しているか
- ヘア・メイク・ネイル・エステなど、幅広い美容技術が学べるか
- サロン実習やインターンシップなど、現場経験を積める機会があるか
- ビジネスマナーや接客スキル、カウンセリングの授業があるか
- トレンドやSNS発信など、今の時代に合った内容が含まれているか
「自分が美容のどんな分野で活躍したいか」を踏まえた上で、自分に合ったカリキュラムを選びましょう。まだ将来の方向性が決まっていなくても、幅広く学べるカリキュラムがあれば、将来の選択肢を増やしつつ、自分の興味がある分野を見つけやすくなります。
学校の雰囲気
2年間通う学校だからこそ、学校の雰囲気や環境は非常に重要な要素です。
クラスの雰囲気が合わなかったり、先生との相性が悪かったりすると、学ぶモチベーションを保つことが難しくなります。学校の雰囲気を知るには、オープンキャンパスに参加し、自分の目で確かめましょう。
- 実際に通っている学生の様子
- 先生との距離感
- 校舎や実習室の雰囲気 など
美容専門学校は「学ぶ場所」ですが、知識や技術を「楽しく学べるか」という点も、学校選びの大切なポイントです。
学費
美容専門学校の学費は決して安くはありません。全国的な目安としては、2年制の中間課程(全日制)で総額200〜300万円程度が目安です。この中には、以下のような費用が含まれます。
- 入学金や授業料
- 教材費(ハサミやドライヤー、ウィッグなど実習道具一式)
- 実習着代
- 検定料 など
実家を離れて一人暮らしをする場合は、生活費や家賃などの追加負担も想定しておきましょう。
学校によっては、以下のような経済的支援制度を用意しているところもあります。
- 特待生制度・奨学金制度
- 学費の分納・延納制度
- 教育ローンへの対応 など
安心して学び続けるためにも、学費の内訳や支援制度についても、きちんと調べておきましょう。
取得可能な資格
美容業界には国家資格である「美容師免許」以外にも民間団体や業界団体が主催する検定が多数存在しています。メイク・ネイル・エステなど様々な分野の資格を取得することで、将来の職種や働き方などの選択肢が広がります。
例えば、原宿ベルエポック美容専門学校では以下のような資格や検定が取得できます。
- JESC認定メイクアップアーティスト検定
- JNECネイリスト技能検定1級・2級・3級
- AJESTHE認定上級エステティシャン など
- 美肌検定
- 化粧品検定 など
このような資格は、将来の進路がはっきり決まっていない方にとっても、自分の得意分野を見つけることや働き方の幅を広げることにつながります。
興味のある分野が学べるか、卒業後の目標に活かせるかを、事前に確認しておきましょう。原宿ベルエポック美容専門学校では、他にも多数の資格を取得できます。
どんな資格が取れるか知りたい方は、ぜひこちらも参考にしてください。
OB・OG(卒業生)の実績
美容専門学校を選ぶ際は、卒業生がどこで、どのように活躍しているかもチェックすべきポイントです。OB・OGが業界の各所で活躍していると、卒業生ネットワークを通じた求人情報や先輩が就職先で迎えてくれることがあります。
例えば、原宿ベルエポック美容専門学校の卒業生は以下のような企業やサロンで活躍しています。
美容師科 |
OCEAN TOKYO/SHIMA/GOALD/LIPPS/MINX / skill |
ヘアメイク科 |
ヘアメイク事務所/フォトスタジオ/メイクスタジオ/フリーランス(TV・雑誌・ブライダルなど) |
トータルビューティー科 【ビューティアドバイザー】 |
Dior / CHANEL / M・A・C / JILL STUART |
トータルビューティー科 【エステティシャン】 |
TBC / SOCIÉ / たかの由梨ビューティクリニック |
トータルビューティー科 【ネイリスト】 |
BIANCA GROUP/hannai nail/minami nail |
トータルビューティー科 【アイリスト】 |
BEAUMIND/BROWS/carrefour Noa/charmer |
学校説明会やオープンキャンパスでは、卒業生の活躍事例や著名な卒業生について聞いてみましょう。卒業生のリアルな進路を知ることで、「この学校で学ぶと自分はこんな将来を歩めるんだ」というイメージを具体的に想像できます。
原宿ベルエポック美容専門学校の卒業生の進学先をさらに詳しく知りたい方は、こちらも参考にしてください。
美容専門学校に入学するなら「原宿ベルエポック美容専門学校」がおすすめ

この記事では、美容専門学校の修業年数や課程の違い、カリキュラム、学校選びのポイントについて解説しました。
美容専門学校には、昼間課程(2年以上)、夜間課程(2年以上)、通信課程(3年以上)の3つの学び方があり、自分のライフスタイルや学び方に合わせて選ぶことが大切です。
中でも以下のような人は、昼間課程(全日制)がおすすめです。
- 高校卒業後すぐに美容の道に進みたい人
- しっかり通学して、実技と理論の両方をじっくり学びたい人
- 国家資格取得に向けて充実したサポートを受けたい人
原宿ベルエポック美容専門学校は、原宿というトレンドの中心地で、実践的なスキルと最新の美容知識を深く学べる学校です。
- 高い美容師国家試験合格率(2023年度97.3%)
- 有名サロンへの豊富な就職実績
これから美容の世界を目指したい方は、まずはオープンキャンパスや体験授業に参加して、まずは自分の目で学校の雰囲気を確かめてみましょう。