美容系の仕事は何がある?職種の一覧と向いている人・必要な資格を解説!
2025.05.01

美容業界には、美容師・メイクアップアーティスト・ネイリストなど、多彩な職種があり、仕事内容や求められるスキルはそれぞれ異なります。美容系の仕事につきたいと考えている方の中には、自分にはどの職種が合っているか知りたい方がいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、美容系の代表的な職種を7つ紹介し、それぞれの仕事内容や必要な資格について解説します。この記事を読めば、美容系の仕事の種類や特徴がわかり、将来に向けて「自分はどの道に進むべきか」「今なにを始めればいいか」が明確になるため、ぜひ最後までお読みください。
なお、美容師を目指して専門学校に通おうとしている方には、「原宿ベルエポック美容専門学校」がおすすめです。業界のトップを担う講師陣から、現場で求められる知識や技術を学べます。学校の詳細や授業内容がわかるパンフレットを無料で配布しているので、気になる方は以下のリンクから資料請求してみてください

目次
美容系の仕事一覧と仕事内容

美容系の仕事は、ヘアスタイルやメイク、肌・体のケア、ネイル、ファッションなど、さまざまな角度からお客様のサポートする職業です。ここでは美容系の代表的な7つの職種について紹介します。
- 美容師
- メイクアップアーティスト
- ヘアメイクアーティスト
- 美容部員
- ネイリスト
- エステティシャン
- スタイリスト
仕事内容や向いている人の特徴、必要な資格を知りながら、自分に合った仕事を見つけるヒントにしてください。
1.美容師
仕事内容 |
カット、カラー、パーマ、シャンプー、スタイリングなど |
向いている人 |
手先が器用/人と話すのが好き/流行に敏感 |
必要な資格 |
美容師免許(国家資格) |
美容師は、髪のカットやカラー、パーマ、スタイリングなどを行う専門職です。手先の器用さはもちろん、コミュニケーション能力や、お客様のイメージを汲み取る力が求められます。
施術を担当したお客様から「ありがとう」「きれいになった」など、感謝の言葉を受け取れるのも魅力のひとつ。実際、原宿ベルエポック美容専門学校を卒業し、SHIMAでディレクター/トップスタイリストとして活躍している原さんは、「お客様を最大限に可愛くできること」にやりがいを感じています。
美容師のやりがいや1日の詳しいスケジュールは、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
美容師の仕事内容とやりがい10選!1日の流れや仕事の楽しさも紹介
2.メイクアップアーティスト
仕事内容 |
モデルや一般のお客様へのメイク施術 |
向いている人 |
メイクが好き/表現力や探究心がある |
必要な資格 |
国家資格は不要 |
メイクアップアーティストは、メイクでお客様の魅力を最大限に引き出す仕事です。主にファッションショーや撮影、舞台など、華やかな現場での仕事が多い傾向があります。
実際、原宿ベルエポック美容専門学校の生徒は、東京ガールズコレクションなどのさまざまなイベント現場で実習をしています。
また、メイクアップアーティストは一般のお客様へのブライダルメイクやイベントメイクを担当する機会もあるため、シーンに合わせた柔軟な対応力が必要です。
メイクアップアーティストのやりがいや仕事内容は、以下の記事でも詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
メイクアップアーティストの仕事内容とは?やりがいや1日の流れと気になる給料面も解説
3.ヘアメイクアーティスト
仕事内容 |
メイクとヘアスタイリングをトータルで行う |
向いている人 |
美容全般が好き/柔軟に対応できる人 |
必要な資格 |
メイクのみなら資格不要/カット等には美容師免許が必要 |
ヘアメイクアーティストは、メイクとヘアセットの両方を担当する仕事です。テレビや映画、雑誌の撮影などのメディア業界からイベントやブライダル業界まで、活躍の場は多岐に渡ります。
原宿ベルエポック美容専門学校を卒業し、フリーのヘアメイクアーティストとして活動するナカヤスさんは、「好きを貫いていたら、お仕事が舞い込んできます」と話しています。ナカヤスさんのように、自分の「好き」を大切にして仕事をしたり、憧れていた雑誌や芸能人のヘアメイクをしたりしたい方におすすめの職業です。
ヘアメイクアーティストのやりがいや仕事内容は、以下の記事でも詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
ヘアメイクアーティストの仕事内容とやりがいとは?1日の流れや業界別に大変なことも解説
4.美容部員
仕事内容 |
カウンセリング、化粧品の提案・販売 |
向いている人 |
人と話すのが好き/コスメやメイクが好き |
必要な資格 |
必須資格なし |
美容部員は、お客様の肌質や悩みに合わせて、スキンケアやメイクアイテムを提案・販売する仕事です。 店頭での化粧品販売だけでなく、所属するブランドのコレクションやファッションショーでメイクアップアーティストとして活躍することもあります。
原宿ベルエポック美容専門学校を卒業してJILL STUARTの美容部員として働いている小宮さんは、自分に合うメイクを研究することに楽しさややりがいを見出しています。
メイクを通して自分と向き合った経験がある人は、お客様の気持ちに寄り添い、ぴったりのアイテムを提案する美容部員に向いているといえるでしょう。
5.ネイリスト
仕事内容 |
ネイルケア、ネイルアート、ジェルネイルなど |
向いている人 |
手先が器用/色彩感覚やデザイン力がある |
必要な資格 |
国家資格は不要。民間資格の取得がおすすめ |
ネイリストは、爪のケアやネイルアート、ジェルネイルの施術を通じて、お客様の手元を美しく整える仕事です。最近では、ネイルサロンやブライダルの現場だけでなく、自宅サロンを開業してフリーで活躍する人も増えています。
原宿ベルエポック美容専門学校を卒業したネイリストの高木さんは、「今の仕事でいちばん好きなことは、毎月通ってくれるお客様との会話」と話しています。ネイルだけでなく、人と会話することが好きな人におすすめの職業と言えるでしょう。
ネイリストの仕事内容や年収について気になる方は、以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
ネイリストの平均年収はいくら?個人の給料事情や向いている人の特徴を解説
6.エステティシャン
仕事内容 |
フェイシャルケア、ボディケア、美容脱毛など |
向いている人 |
美容や健康に興味がある/丁寧な接客が得意 |
必要な資格 |
国家資格は不要。民間資格があると信頼度UP |
エステティシャンは、フェイシャルケアやボディトリートメント、美容脱毛などを行い、お客様の「美」と「健康」をサポートする仕事です。エステサロンや美容クリニック、スパなどで働く人が多い傾向があります。
エステティシャンの仕事は、お客様の肌の悩みに合わせたケアや、リラクゼーション技術の提供などです。人の疲れを癒したり、美容に関する悩みを解決したりするのが好きな方におすすめの職業といえます。
7.スタイリスト
仕事内容 |
洋服やアクセサリーのスタイリング、コーデ提案 |
向いている人 |
ファッションが好き/トレンドに敏感 |
必要な資格 |
特に必要なし。服飾系の学校で学ぶ人も多い |
スタイリストは、洋服やアクセサリーを組み合わせて、お客様やモデルのコーディネートを提案する仕事です。雑誌や広告、テレビなどの撮影現場のほか、一般のお客様向けにファッションのアドバイスを行うこともあります。
スタイリストは、シーンに合わせたスタイルを考える力と、人との信頼関係を築く力が求められます。
美容系の仕事で働くうえで必要・有利な資格を解説!資格なしで働ける職業も紹介

美容系の仕事には、以下の3つのタイプがあります。
- 資格が必要な仕事
- 資格があると有利な仕事
- 資格なしでも働ける仕事
順番に見ていきましょう。
資格が必要な美容系の仕事
美容系の仕事で資格が必要なのは、以下の2つです。
- 美容師:国家資格「美容師免許」
- 理容師:国家資格「理容師免許」
どちらも厚生労働大臣が指定する養成施設を卒業し、国家試験に合格することで免許を得られます。 またヘアメイクアーティストが、カットやパーマなど、髪に直接触れる施術をする場合も美容師免許が必要となります。
※美容師と理容師の違い
- 美容師:女性向けのスタイルを中心に、カット・カラー・パーマ・スタイリングなど幅広いデザインを担当
- 理容師:男性向けのヘアカットやシェービングなど、スタイルを整えることが中心
資格があると有利な美容系の仕事
資格が不要な美容系の仕事でも、民間資格を持っていることで就職やキャリアアップに役立つケースがあります。
職種 |
代表的な資格 |
エステティシャン |
日本エステティック協会(AJESTHE)認定エステティシャン |
ネイリスト |
JNECネイリスト技能検定試験(3級〜1級) |
民間資格は必須ではありませんが、「専門的な知識を学んでいる」「意欲がある」という証明になり、就職や転職時にも好印象を与えます。
資格を取得したい場合は、対応する講座やスクールがどこで受けられるかを早めに調べておくのがおすすめです。原宿ベルエポック美容専門学校では、約20種類の資格を在学中に取得可能です。興味がある方は、以下のリンクから取得できる資格を確認してみてください。
資格なしでも働ける美容系の仕事
美容系には、資格がなくても働ける仕事もあります。以下の職種は、美容が好きという気持ちとやる気があればチャレンジしやすいのが魅力です。
仕事 |
仕事内容 |
知識・スキル |
---|---|---|
スタイリスト |
ファッションアイテムを使ったモデルやお客様のコーディネート |
トレンドや色の組み合わせ |
美容部員 |
百貨店などで、メイクやスキンケア商品を紹介・販売する仕事 |
商品の成分や使い方の知識 |
ただし、「資格がいらない=勉強しなくていい」というわけではありません。
仕事を始めるハードルは低くても、長く活躍していくためには、日々スキルを磨き、知識や経験を積み重ねていくことが大切です。
美容系の仕事の気になる年収

美容系の仕事で代表的な美容師の年収は、平均で300万円程度です。
ただし、これはあくまで目安で、経験年数やスキル、働くお店の形態(個人サロン・系列店など)によって収入が大きく変わります。
例えば、スタイリストとして人気が出たり、指名のお客様が増えると年収が400〜500万円以上になる人もいます。美容師に限らず、美容系の仕事の多くは実力と経験次第で収入アップが目指せるため、日々スキルを磨いていく姿勢が大切です。
美容師の年収について、もっと詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
【1,000万は可能?】美容師の年収はいくら?給料を上げるコツやおすすめの働き方も解説!
美容系の仕事を目指す人が行く学校の種類

美容系の仕事に就くには、主に以下4つの進学先があります。
- 専門学校
- 大学
- 高等専修学校
- 通信制の学校
自分が目指したい職業や学びたい内容、生活スタイルに合わせて、どの学校が合うかを考えてみましょう。
1.専門学校
美容系の仕事を目指すなら、美容専門学校が最もおすすめです。2〜3年の集中カリキュラムで、実習を通して現場に直結するスキルを効率よく学べます。
また、専門学校は就職サポートが手厚い学校が多く、提携サロンからの求人や個別サポートも充実しています。例えば、原宿ベルエポック美容専門学校では、1年間で3,000件以上、学生1人あたり平均25か所の現場を体験しながら、美容に関する知識を学ぶことが可能です。
大人気のモデルやインフルエンサーへのヘアメイクを担当できる機会もあり、在学中から実際の業界で経験が積めるのは非常に貴重です。他にも原宿ベルエポック美容専門学校では、就職後に役立つさまざまな授業や実習を提供しているので、興味がある方はぜひ以下のリンクから資料請求してみてください。

2.大学
大学への進学は、美容系の仕事でも、経営・商品開発・広報などの分野に携わりたい人におすすめです。大学では美容に関する実技以外にも、マーケティング・ビジネス・化学・心理学など、幅広い知識を学べます。
例えば、以下に当てはまる人は大学への進学がおすすめです。
- スキンケア商品やメイクアイテムの企画・開発に携わりたい人
- 美容ブランドのプロモーションやSNSマーケティングなど、広報やPRの仕事に興味がある人
- 美容専門職(美容師など)以外にも、営業・販売企画・店舗マネジメントなど多様な働き方をしたい人
専門学校では短期間で現場に直結する技術を学ぶのに対し、大学は学びの幅が広いため、将来の選択肢がまだ決まってない人におすすめです。
3.高等専修学校
中学卒業後、すぐに美容について学びたい人には、高等専修学校という選択肢もあります。
高等専修学校では、通常の高校で学ぶ一般教科に加えて、美容に関する専門的な知識や技術を同時に学べます。
特に、早い段階で夢を決めて、美容の道を本気で進みたい人の進学ルートです。ただし、美容師養成課程がある高等専修学校は限られています。国家資格の取得を目指す場合は、卒業後に専門学校への進学が必要になるケースもあるため、注意しましょう。
4.通信制の学校
仕事や家庭の都合などで通学が難しい人には、通信制の学校という選択肢もあります。通信制では、自宅でのレポート学習を中心に、美容の知識を学びながら、定期的に通学して実技授業を受けます。
通信制の学校に通う人は以下のようなケースが多いです。
- 働きながら美容師免許などの資格取得を目指したい人
- 諸事情で毎日通学するのが難しい人
働きながら資格取得を目指せる点や、時間の使い方を自分でコントロールできる点から、柔軟に学べるのが、通信制の魅力です。
ただし、自主的に学習しなければいけないため、スケジュール管理やモチベーションを維持する能力が必要になります。
美容系の仕事を目指すなら「原宿ベルエポック美容専門学校」がおすすめ

美容の仕事にはさまざまな職種があり、それぞれに魅力や、やりがいがあります。まずは自分がどの仕事に興味があるのかを知り、「どんなスキルが必要か」「どんな進路があるのか」をしっかり理解しましょう。
「自分にどんな仕事が向いているかわからない…」と思っている人に最初の一歩としておすすめなのが、オープンキャンパスに参加することです。原宿ベルエポック美容専門学校のオープンキャンパスに参加すると、以下の体験ができます。
- 入試説明会や相談会
- 実技特待生による講座
- カット、メイク、パーソナルカラーなどの美容体験
実際に美容系の仕事を目指している人と会い、肌で感じることで、「自分にもできそう」「こうなりたい」というイメージが自然と湧いてくるでしょう。
美容系の仕事に興味がある人は、ぜひ1度オープンキャンパスに参加してみてください。